景色のいい浴室 & 凍結対策

蓼科アトリエ便り

景色のいい浴室 & 凍結対策

皆さま こんにちは。
林建築設計室の林です。
いつもグログをご覧になっていただきまして、ありがとうございます。

蓼科のアトリエには常駐している訳ではありませんが、一応浴室もあります。
設計の段階で少しこだわった点をご紹介しますね。

一般的な住宅や別荘と共通のスケールで造ってあり、
手前から、洗面化粧台〜トイレ〜浴室という並びの一体空間。
そして、浴槽に入った時の眺望を最優先したプランになっています。

床と壁の仕上げ材はタイル、天井は塗装仕上げです。

強化ガラスのドアとFIX部分は、できるだけ存在を消せるようなディティール。

洗面化粧台の鏡の上下に間接照明があるだけで、浴室には照明はありません。
浴室は少し暗い感じがちょうどいいですね。

写真には写っていませんが、右手の壁(便器の正面)には、
輻射暖房のパネルヒーターが設置されてそこはタオル掛けを兼ね、浴室部分は床暖房です。

床下全域がピットになっていて、人が立てるくらいの空間があります。
そこには、給排気型の暖房ポイラーと給湯ボイラーが置かれ、各種の配管スペースになっています。

冬期は暖房ボイラーを緩く動かすことによって、
ピット内及び室内が氷点下にならない環境を維持し、留守の時も水抜き不要です。

寒冷地の別荘では、凍結対策が重要です。
建物の利用頻度によっては、水抜き不要のシステムが便利なケースもあります。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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