調和する離れ
住宅リノベーション
駒ヶ根市
2010年
平屋
既存の住宅がありその一部を解体しての増築計画で、接続部分は内外の改修工事が伴いました。初期の段階では、どこまで壊してどこを残すか、増築部分の大きさをどのくらいにするか、玄関の位置をどのように見直すか、というような総論的なことの検討を繰り返して行いました。また機能的には、2世帯住宅として両世帯が共有する部分と独立する部分のあり方、付かず離れずのほど良い関係などを考えながら平面計画を練りあげていきました。
今まで長く生き続けてきた既存の住宅・庭・土蔵などとの関係性、敷地の周囲に広がる果樹園や畑、更には目の前に広かる中央アルプスのすばらしい眺望、澄んだ空気、すべての事との調和を考えての家づくりだった。