「筒のアトリエ」富士見町 竣工
長野県富士見町の事務所「筒のアトリエ」が竣工しました。
静かな森の中に建つ、仕事エリアと収納エリアからなる建築。
建主さんは、この敷地の隣に建つ住宅「黒い筒の家(2007年竣工)」で生活をされています。
今回の計画は「住宅と事務所が兄弟に見えるような景観を創る」というコンセプトからスタート。
個々の建築には個性がありながら、通りの風景としては連鎖している、この表現方法について考えました。
建築の形態としては、外壁面が円弧を描いていて、平面形状はちょうど1/2円になっています。
片流れ屋根の勾配は、1/2円の直径部分に対して45度の角度で流れています。
室内空間には、特徴的な外壁ラインと屋根ラインがそのまま表れていて、何とも不思議な雰囲気になりました。
素材の種類や色調は最小限に抑えて、外部(屋根と外壁)は一色のガルバリウム鋼板、内部(壁と天井)は一色の塗装仕上げ。太陽光発電と蓄電池を備えて、エネルギー効率の良いオフィス空間になっています。
「筒のアトリエ」 外壁が曲線を描く




「黒い筒の家」 屋根が曲線を描く

【建築概要】
所在地:長野県諏訪郡富士見町
用途:事務所
構造:木造平屋
竣工:2026年9月
設計・監理:株式会社林建築設計室
施工:株式会社宮沢工務店

